えーと事の発端何でしたっけ?
ああ、私が何故かメアリーが来ると微佐渡モードに自動チェンジするもんでいつものごとくからかってたらそのうち狐になりますよって言われたので七宝ちゃんですかと聞いたら違うと言われ、じゃあ九尾辺りか!ということになり、例によって例の如くお姫を基準に考えてしまう可哀想な頭の季結さんは九尾かごめでわんこを弄ぶお姫とかどうだろうとかのたまいやがったんですね。
最初は結構冗談のつもりだったんですけど設定考えようよーという話になり何かチャット中に一本のパラレル話として出来上がってしまい、尚且つメアリーに小説書けと脅され妥協策としてそのときのログを一部編集しつつ大半フォローなしでそのまま載せていこうということに(勝手に)しました。
ので、話が唐突だったり無茶苦茶な箇所が多いですが、それはあくまでプロットだから。
・・・・・・と、言うことにしておいてくださいませ。
一部メアリーの発言モロに残してますんで。
メアリー・・・・・・・。一蓮托生で宜しく(こいつ最悪)
まずお姫の簡単な設定から考えます。
(前略)
kiyu > じゃあ姫の喋り方一貫して桔梗様で。(肯定しちゃうんだ)
メアリー > ついでに妖狐最高ランクの姉が居たら愉快だ。←また言い出すか
kiyu > ていうかいるだろ(すぱっと肯定)
という訳で(?)かごの口調は始終桔梗様口調。
気心の知れた人間以外には。(逆を言えば信じた相手には素面で喋りかける)
あと桔梗という姉がいます。
(強制的に楓様(原作50年前バージョンの容姿でかごより年下)とも血が繋がってる)
桔梗様は妖狐としては最高位で、族長もやってらっしゃるお方。
まだ楓は覚醒せいておらず半人前。
ちなみに七宝ちゃん、ちゃんといます。かごやんのお世話する子。小間使い?(?)
kiyu > 九尾が、一人前になるには、人間一人分(くらいという基準で)の魂を奪ってきて初めてなれるというもので。
kiyu > かごはちょっと特殊な方法でたまたまその年齢に達する前に一人前になっちゃったので(人から魂貰わずに一人前になっちゃったってことで)力が不安定だったりして。
kiyu > だから、使える力は一人前なのに使ったあと倒れちゃうとか。
イメージとしては鋼のイズミ師匠みたいな。
術使ったあと吐血してぶっ倒れる感じ(笑)いや、吐血まではしませんよ、ええ。
kiyu > そんなことばかりあって、心配した姉(桔梗)が、今からでも人の命貰って来いって命令してきて(うん、さっき言ってた感じに姉が最高位にいるから族長とかで、族長命令使って任務扱いで)人里に下りるかご。
kiyu > 里に下りて最初に出会ったのがわんこってことで。
iyu > ちなみにかごは人間と面識ないしお姉様(笑)から人間はろくでもないと聞かされていたのであんまり人間に価値を見出してない感じ。
kiyu > いっそ餌くらいの認識でもいいかもしれない(笑)
kiyu > やろうと(出会い頭に犬を殺ろうと)したけど山おりるのだけで体力使い切ってへろっと。(駄目だあ)
kiyu > 体力ないだけです。(主張)
kiyu > さすがに目の前で倒れられて放置するのはどうだろうと思い拾って帰っちゃうんだよ犬。(お約束)
この辺微妙に猫かごめと被るんだけどなーとか思いつつ。(笑)
行き倒れを拾うのってうちのサイトではもうお約束事例ですよね。どうにかせねば・・・・!(汗)
あ、ちなみに時代背景は現代です。犬が15〜6歳で、過疎化始まってる村の子。
身寄りはないです(両親共事故で亡くなり形だけの親戚の保護を嫌って拒否。
親の残した財産だけで暮らしてる感じ。一応バイトなどしつつ。・・・・公共施設でのお手伝いとか子供のお遣いレベルの)
最初の出だしにありますが、先祖帰り?してるので妖力があって、容姿も髪は今でこそ黒く染めてますが実は銀髪で、目も金色。(つまり原作犬と犬耳ついていない以外は一緒)
勿論そんな環境の為、わんこは軽く(どころじゃないかも)人間不信です。
かごのことは、まあ・・・・・人道的理由+なんか本能的に「こいつ俺に似てる」と感じ取った感じで。
まあそれから色々ある訳ですよ(端折りすぎだよ!)
で、何か成りゆき上犬はかごの素性も人里へ降りた目的も知っています。
かごも先祖返り?(いい加減疑問形つけるのやめよう)したわんこの素性も知っています。
お互いに特異な生まれと環境に生きてると知り、親近感、でもありませんが、こう。
色々と共感するものが発生するわけですよ。
初めは桔梗様の策略で(笑)人間のこと劣悪種族とかそんなイメージしかもっていなかったかごも、
まあ確かにそういう人種もいるけど、犬夜叉みたいな人もいるから全てを「人間だから」
の一言で済ますのは間違っていると思う訳です(季結さんは人種差別問題も真剣に考えてます/二次創作で!?)
そしてわんこの方も最初は自分の命狙ってた(まあ別に犬じゃなくてもいいのですが体調悪くしてるのを理由に家の中からかごを出さなかったから必然的にかごの餌にすべき存在が犬しかいない状況だっただけですが)かごに警戒するわコイツ殺しといた方が後々平和に済まないか?と思うわで色々だったんですが、かごの本質を知り、境遇を知り、そしていつしか親身に自分のことを心配したり気遣ってくれたりするかごに初めて家族以外の誰か、を信じられると感じ始めたんですね(※大事とは思ってるけど恋愛感情はお互い芽生えてませんよ犬かご)
でも、元々かごめは人間の魂を奪う為にわざわざ人里まで一人で降りてきたのです。
(魂を奪う場合に他者の力を借りたらいかんという掟があるので桔梗様もかごが山に戻るまで手を出してはいけません)
目的を果たさなければ戻れませんがだからといってずっとこのままいる訳にはいかないのです。
何より体を休めていればそれなりには動けても、本質である力(妖力)を一人前の状態まで引き上げなければかごめの虚弱体質(?)は元には戻りません。第一、人間界に存在している間は、そこに留まっているだけで力を使うことになるので長居すればするほど実は弱っていってしまうのですが、いつしか犬夜叉と一緒にいることに心地よさを感じていたかごめはそれを言い出すことが出来ず(犬が優しいのは分かってるので言ったら心配かけるし後悔しそうだし何より帰れって言われそうだから)そのまま暫く一緒に過ごしていました。
でも、かごめの力は元々とても不安定なものだったので、いつ崩れてもおかしくなかったのです。
人里へ降りて、半年以上が経過して、今まで以上に力の消耗が激しかった生活にも限界が来て、とうとうかごめは起き上がれなくなるまで症状が悪化してしまいます。
そこで犬はようやく(かごは言いませんが)何となく、餌たる人間を取らず人間界に留まっていることはかごめにとってとても危険なことだったのだと気付くわけです。
勿論かごめの危惧した通り、犬夜叉は後悔するし心配するしで大変です。
それでも帰れの一言だけはどうしても言えなかったのです。
もう犬夜叉の生活の中の一部にかごめという存在はすっかり溶け込んでいて、その彼女が消えてしまうというのを考えただけで両親を失ったときの恐怖が甦ってくるのです。
理性では帰すべきだと思いながらも、かごめを失うのは怖い。
けれどこのままにしていると、生きているかごめを失いかねない。
そこで「俺の魂を食え」とか言い出すんですよわんこは。
それを言われて一番驚いて怒るのはかごです。
わんこはかごに癒されてばかりだとか思ってましたがかごだってわんこの傍にいて今まで知らなかった色んなことを知ったり、感じたり出来て、毎日が今までひっそりと(体のために安静にしてなきゃいけなかったので)暮らしていた里での日々とは比べ物にならないほどに、ずっと充実していたのです。
以前ならともかくそれを教えてくれた犬夜叉の魂なんて奪える筈がありません。
それどころか簡単にそんなこと言う犬夜叉に怒って口も利かなくなってしまいます。
そして落ち込むヘタレわんこ(笑)
しかし過ぎる力に器が限界を迎えていることを悟ったかごめは家を出て行こうとします。
犬は勿論止めますが、それを更に止めようとかごが出ない体の力の代わりに術なんか使うものだから余計に体が軋みをあげます。
その辺のチャット↓
kiyu > ていうか、別れるとことかはもうかごの体、実は結構無茶してたせいで限界が近くって。
kiyu > 本当、犬一人犠牲にしたら助かる筈だったんだけど、(そして犬は身寄りないしかごに癒されたりしたりでかごのこと大切に想ってたから命やってもいいとか言い出すんだよ)当のかごめ本人がそれを拒んで。
kiyu > 「貴方の命一つ貰ったところで私は助かりはしない」って言って笑いながら(ちょっと苦しそうに)出て行こうとするからわんこは勿論止めますがそれに抵抗するために更にかごが力を使おうとするので止めるの諦めて。
kiyu > でも赦されてる一定距離でかごに付いていきながら口で説得説得。
一方桔梗様サイド。↓
kiyu > こうなることを危惧してたから(人の本質知ったらかごは優しいから絶対命取れなくなると)桔梗様は人間に対して悪感情沸くようなことをかごに吹き込んでたんだけど結局かごは命取れなくて。
kiyu > 帰って来ようとするかごに気付いて迎えに来ますよ。(過保護ですから)
里へ帰ろうとしたかごを受け取り、尚心配の目を向けている犬夜叉に桔梗様は言いますよ。
kiyu > 別に人間の魂取るだけがかごを治す方法ではないから(手っ取り早いのはそれだけど)
「お前はこのことを忘れろ」って迎えに来た桔梗様に言われるわんこ。
kiyu > でも忘れたくないわんこ。
kiyu > ならば仕方ないとか言って記憶消されるわんこ(わあ惨め☆)
九尾の者が人間に関わるのは狩りのとき以外はご法度です。
それを冒してまで桔梗様は(かごの為に)忠告するわけです。
本当は問答無用で記憶消すべきなんだけど選択肢を与えていた、でも犬は断ったと。
・・・・・・ここで実は
メアリー > ギャグだと、食い下がる犬に蹴りとかかましてそうだ…姉桔梗さん(笑)
kiyu > 実は一瞬それ考えたとか言いませんとも(にこり)
メアリー > ぼてくりこかすぞ!の勢いで(笑)
kiyu > 「私の愛妹の傍に今までいられただけありがたいと思えこの馬の骨!」かな・・・・(酷)
メアリー > 妖怪集落の暗黙の掟。【命が惜しけりゃ、妹君には手を出すな】
kiyu > 下手すれば視界にかごを入れるだけで怒られます。そんな妖狐社会の実情(えええええ)
メアリー > でも遠見の能力とか、水鏡とか使ってこっそり眺めては憧れてる隠れファン有り。
kiyu > そんな訳でかごは文字通り深窓のご令嬢状態。
kiyu > バレたら・・・・半殺しで済んだらイイネ(遠い目)
メアリー > 恋愛は命懸けだ!(笑)
なんて阿呆な会話してたなんて言えません・・・・!!!(すげえ言ってますよ季結さん)
・・・・・はい、真面目に本編に戻ります。↓
kiyu > 記憶を強制的に消されたショックで気絶したわんこに最後のお別れと近付くかご。
kiyu > 「・・・・貴方が優しいことを知らなければ、私は貴方の命を奪えた。でも、もういいの。苦しさは消えなくても、貴方っていう人間を知れた。貴方といて楽しかった日々を過ごせた。私は何もしてあげられなかったけれど、せめてこれから先の短き生を、苦しまぬように生きて下さい」
と素に戻って喋るかご。
kiyu > ※短いっつってもかごめ基準(九尾って何千年単位で生きるし)
さっき上のかごめの基本設定のところでちょっと喋りましたけど、心から気を赦してるんですね犬に。
そんなかごやんに桔梗様としては心中複雑です。人間をただくだらない生き物だと思っている訳ではないのですが、やはり自分達とは劣ると考えている節がどこかにあるのです。
その人間に、たった半年一緒にいたというだけでここまで親密さを見せているのですから。
やはりかごめに狩りは無理かと再確認させられると同時に、口調を元に戻らせるほどに気を赦している相手と永久に別れるかごめの心中はさぞ辛いだろうと思うわけです。
kiyu > 帰るときに、お姉様(笑)に「お前も記憶を消すか?」と聞かれるかご。
kiyu > でもううんと首を横に振るかごめ。
kiyu > かごの言う『苦しみ』は、今まで持ってきた肉体的な苦しみもそうだけど、わんこと二度と会えないこと分かってるが故の悲しみという心理的な面での『苦しみ』もあるから、お姉様は気遣って言った訳ですが。
kiyu > 「私と、あの人間が出会って過ごした時間は紛れもない真実。しかし彼が忘れたというのなら、私まで忘れてしまっては、あの時間全てが嘘になってしまう気がするから・・・・私は、覚えていたいです」と返すかご、苦々しい表情で了承する桔梗様。
やっぱね。素直に忘れたくない、とも忘れて欲しくない、とも思うんですが自分の立場と彼の立場を考えるとそんな我侭も言えない訳ですよ分別のいい子ですから尚更。
そして短いんだか長いんだか分からない生活は幕を下ろします。
・・・やっぱこれ猫かごめと微妙に被るなあ・・・・ってこれ普通に猫のネタバレ発言だよ笑
まあいいや。(オイ
その後の二人ですが。↓
kiyu > そんで二人が立ち去ったあと目覚めたわんこはここ半年の記憶が妙におぼろげになってる。(かごのこと忘れてるから)何かすごい大事なものがぽっかり抜けてしまった気がして、なのに思い出せないなーとか思いながら日々生きてくわけです。
ちなみにかごとの接触は周りに言ってないので(かごの目的が目的だったから警戒してた)彼女が半年近く、犬の家に居候してたことは村の人全員知りません。
だから「あの子はどうしたの」とか言って気付かせてくれる人もいない訳ですね。
kiyu > お姫の方は、今まで桔梗様から僅かずつ力を貰って生きながらえてました。
kiyu > 族長である桔梗様からの力は絶大ですが、そんなにしょっちゅう貰う訳には行きません
kiyu > という訳で意図的にかごは寝たきり生活状態です(昏睡?に近い)
kiyu > 人間界に留まるだけでも結構力がいるので、人間の魂奪えば何とかなったものを奪えなかったから逆に衰弱しかしていないのです。
kiyu > 桔梗様はそんな生きているのに眠っているしか出来ない妹を寂しそうに見ながらもまた、一族を纏めるために毅然とした態度で扉を開くのですよ。
kiyu > で、エンド。(わー)
D判定を言い渡されました(笑)えーだって思いつきだし許してよ!(笑)
あと私の切な系は真綿で首絞め展開が多いですねとかも言われました。た、確かに!(今更)
桔梗様はね、本当は力の半分くらいあげてもいいくらいには思っているのですよ。
でもかごやんはそれを望んでいない。確かに最高位まで上り詰めている桔梗様の力は回復するのも他の九尾達とは比べ物になりません。が、だからといって、一族を纏めている者がたとえ血縁者だとしても一人だけに固執し、情けをかけてやることはいけないんです。
あと、かごの身の安全の為にも(妹を危険に晒したくなければ〜とかって脅迫の材料にされかねないので)。
だからもどかしい気持ちで見てるしか出来ないんです。
自力での回復が不可能になるほど弱っているかごを支えてるのは、桔梗様の本当に何分の1だってくらい些細な(半人前の妖狐からしてみれば恐ろしいほど大量ですが)力しかないのですよ。
何となく結果を予想していただけに余計にもどかしいんです。
今まではそんなに頻繁ではなくても一族をまとめる屋敷の中を元気に走り回るくらいは出来てた子が体を保つ為に寝たきりで殆ど意識を覚醒させない。それは生きてるってことになるのかと。
どうでもいいんですけど最初、犬を弄ぶ妖狐かごめを書こうという名目だった筈なのに考えてるうちに大分方向性が間違ってきているということには聡い皆様とっくにお気づきでしょうが華麗にスルーしていただけると幸いですていうかしてくださいスイマセン!!!(土下座)
で、ここで終わったら救いようが無い、それこそ本気で真綿で首状態のお話ですが。
ちゃんと続き、ありますよ。
ていうか↑が第一部、で続編第二部のつもりです。
ちょっと長くなったんで頁分けますね。
ちなみに第二部ですが、第一部が割とシリアス展開だったせいか随分とギャグ要素が増えてきます
(本質はシリアスなんですけどね勿論)
なので、ここで終わらせ綺麗な話にしておいた方がいいという方はここでお戻り下さい。
ていうかその方がいい気がする・・・・(うわあ)
そんな訳で第二部。
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