※ヴァンパイア話のネタバレです。







見つけてくれなんて云いません


私が貴方を捜します





だから



いかないで



いかないで



どうか





























あのとき貴方は云いました

「次に逢えたなら、もっとお前に近付きたい」

「だからそれまで、待っていてくれ」

私は首を横に振りました。

ええ、どうして縦になど振れたりするものでしょう

だって、意味がないのです


どれだけ貴方と同じ姿をしていても、魂が同じであろうとも

意味はないのです

“貴方でなければ”






































陽だまり だった

そこにどんな思惑があったとしても、構わない

血塗れた日々に埋もれた俺に 笑顔をくれた

その存在に丸ごと救われたのだから

だから、一言でもいい

どうして口に出して、この感情を、“彼女”に伝えなかったのだろう

伝えられるときには、伝えなくていいと思って

伝えたいときには、もう伝えられなかった

けれど

暖かくて優しい

君は、俺のたったひとつの陽だまりでした。




























































































今度こそ、一緒に生きたい。
























反転したらもれなくいらんコメント付き。

一度やってみたかった原作とリンクしたお話。でも実際また違うんだなこれが。(・・・・・)
テーマが生まれ変わりとその魂の話だったりする。

下にこっそりパラレルワールドと書いているように、かごめの前世に桔梗はいません。
つか、別人ですある意味で。

その辺また難しげな設定ごたごたっと考えてるんですけど説明するの面倒くさいので(おい)
桔梗の子孫(というか血縁者)みたいなのがかごめという解釈で。あくまで“みたい”。

なのでわんこはわんこで桔梗とかごめ同一視云々はちょっと触れたりもしますけど。
まあその辺は余談ですよね。

今度こそ、普通に恋しようね

くらいの感覚で受け取っていただければ宜しいかと。
でもまたコイツ半妖だよったくよーみたいな(わんこのせいですか/違いますけどそうかもね/どっちよ)