年越し&新年SS



「犬夜叉ー、来年は年越したら同時に『あけましておめでとう』ね!」
「おーいいぜ」
「・・・・・(やけにあっさりしていることを不審に思いつつ)じゃ、じゃあ、とりあえずじいちゃんたちに」
「いらね」
「は?」
「だからじじーたちんとこなんかいなくてもいいだろうが」
「な、なんでよ!折角今年は珊瑚ちゃんたちと別れてまでこっち戻ってきたのに!家族に挨拶は当たり前でしょ!?」
「あーそうだなー(棒読み)」
「・・・・・・・・・・・で、何が言いたいの?」
「そんなん後でも出来るだろ?」
「・・・・・・・つまり?」
「やっぱここは姫はじめって言っとくべきだろ?最近はベタな展開ほど喜ばれる・・・・
なんだっけか、れとろぶーむ?とかなんだろ」
「・・・・・・・・(だんだん目が怪しくなる)」
「こっちじゃ弥勒みてーに茶々入れてくる奴もいないし、ゆっくり・・・・・って待てかご」
「おすわり×108


ずどーん。



「うん、やっぱり
邪念を祓うのは除夜の鐘よねまだ年明けてないし!うーん来年もいい年になりますように!ていうか、やっぱここは受験生らしく勉強もっと出来ますように!ね。来年犬夜叉の年だし、頑張ろうね犬夜叉ー(と、屍のようにのびている犬夜叉と強制的に握手しつつ)よーしもうちょっとで年明けだし、居間でテレビ観て来よーっと。犬夜叉も起きたらちゃんと来なさいよー」

ぱたん。



とある神社のとある一家の長女とその彼氏(?)の年明け一時間前の会話。

・・・・・・・お粗末。


 * * * * 



・・・・・ごめん犬。つっこみいないから早く復帰して(そっち?)