ここにいるのは3日間。顔を合わせる時間はその半分以下。
「愛してるよ」
「398回目」
「・・・・・数えてたのかい?」
「何回云うかなーと思って」
「嬉しいよ、それほど私の愛をいちいち受け止めていてくれたんだね」
「ていうか、云えばいいってもんじゃないデショ。って思うよここまできたら」
「いや、云っても云い足りないくらいに云いたいよ」
「あーハイハイありがとうございますー」
「愛してるよ」
「399回目」
「・・・・君は云ってくれないのか?」
「好きだよ大佐ー。うんもうすっごい好きめっちゃ好きアルの次に好きー」
「やっつけ仕事っぽく云わないでくれるかな?些か傷つくんだが」
「心臓に剛毛生えたような厚顔無恥が何ほざいてんですかマスタング大佐ー」
「・・・・・愛が痛いよエリィ」
「軍【ここ】にいるときその呼び方するな」
「分かってるよ。・・・・・エリィ」
「分かってないじゃん。な、・・・・ッ!?」
「愛してるよ。誰よりね」
「〜〜〜・・・・・・400回突破」
「記念品はないのかな?」
「この程度で記念品なんてぬるいぬるい。・・・でも、ま」
「!」
「・・・・・これくらいは、あげるよ」
「これはこれは・・・勿体無い記念品だな。もう少し味わいたかった」
「ちょっ・・・・!?何寄ってきてんの大佐ッ!もう駄目無理近づくな!」
「そんなに怖がらなくてもいいだろう?何も今から喰べようというんではないんだから」
「あんたが言ったらシャレに聞こえない!!」
「はっはっは、当たり前だろう、シャレじゃないから」
「余計近付くなタラシー!!!!!」
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純愛だけど精神的には繋がってます。ほっぺちゅーをセリフだけで表現なんてできません。
ストイックな二人の会話が好き。
脳内設定
性別判明:エリィ12歳
大佐自覚:エリィ13歳
大佐告白:エリィ13(,5)歳
エリィ自覚:同じく13(,5)歳
両思い:14歳(キスとかこの辺なんだろうなー)
手を出すなら18歳終わりかけの頃と思われ。
この設定は、思い切り原作を無視しているの分かりきっているのですごく色々無視。
大佐は想いを告げたと同時に女性との関係を全て絶ち、エリィをすごい猫可愛がり。
知らない人が見たら親戚の子を溺愛している叔父と子供に見える(笑)
エリィにも自分にも目指すべきものがあるからと、両思いが発覚しても啄ばむようなキスしかしたことがない。むしろエド(エリィ)がやきもきするほどにお姫様扱い。
と、こんなところ。
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